宮崎県環境保全アドバイザー制度は、地域における環境保全活動の推進を図るため、県が設置しているものです。
市町村、民間団体、学校等が開催する環境に関する講演会、研修会、講習会等に県内在住の環境問題の専門家を講師として無料で派遣します。
県に登録されている環境保全アドバイザーの氏名、居住地、主な職名、専門分野については、こちらの登録簿で御覧いただけます。
地球温暖化、再生可能エネルギー、気象、酸性雨、海洋汚染等の専門家です。
ゴミ減量、リサイクル、河川浄化、省エネルギー、環境測定、一般廃棄物、産業廃棄物、大気汚染防止、生活排水、騒音防止、振動防止、悪臭防止、土壌汚染防止、化学物質、公害防止、公害健康被害、マイバッグ、廃油石けん、水質管理、環境アセスメント、ゼロエミッション、バイオ燃料等の専門家です。
野生動物(生態)、野生植物(生態)、ビオトープ、ネイチャーゲーム、鳥獣保護、自然公園、自然景観、天体観測、自然観察、野鳥観察、森づくり、川づくり等の専門家です。
環境教育・学習、環境マネージメント、都市景観・都市公園、緑化、造園、文化財、環境デザイン、環境ビジネス、SDGs等の専門家です。
県の環境保全アドバイザー制度に類似する国の制度として、環境省の環境カウンセラー制度があります。
市民活動や事業活動の中での環境保全に関する専門的知識や豊富な経験を有し、その知見や経験に基づき市民やNGO、事業者などの環境保全活動に対する助言など(=環境カウンセリング)を行う人材として、環境省の行う審査を経て登録された方々です。
事業者を対象とした環境カウンセリングを行う「事業者部門」と市民や市民団体を対象とした環境カウンセリングを行う「市民部門」に区分されています。
また、多くの環境カウンセラーが、環境カウンセリングを行うだけでなく、自ら積極的に環境保全活動を行ったり、市民、事業者、行政の間のパートナーシップ作りを行うなど、様々な活動を行っています。