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宮崎県木材利用技術センター

1 宮崎県木材利用技術センターとは?

スギを中心とした県産材の効率的利用を推進するため、県内の木材関連産業の加工技術の向上、新製品の開発等を支援する施設です。

木材利用技術センター

2 概要

開所日 平成13年4月1日
所在地 都城市花繰町
敷地面積 約3.2ha
延床面積 5,148m2
建物規模 木造平屋
総事業費 約36億円(建設23億円、試験機器10億円、その他3億円)
特許権 (出願件数)22件、(うち登録件数)6件、(うち維持件数)0件(令和5年4月1日現在)

(建物の特徴)
木造建築の伝統技能を活かし、金物を極力用いない接合など、最先端の木質構造技術を用いた県内木造施設のモデルとなる施設

研究棟内

3 共同研究等

  • 大型木造の接合部における生物劣化を評価するための基礎的研究
  • 木材乾燥機排蒸気からの精油回収装置の開発
  • 宮崎県産スギ材を用いた内装木質化の効果に関する研究
  • 台湾におけるスギとその保存処理木材のシロアリに対する耐蟻性試験
  • 木質材の引張接合部における割裂補強に関する研究
  • 孔を有する集成材梁の耐力に関する研究
  • 粗面加工後再塗装した木材片の野外暴露試験による塗料性能評価

4 研究紹介

材料開発部

材料開発部では、再生可能な森林資源を有効利用する視点で研究を行っています。スギを伐採し木材として利用する際には、林地に残される枝条などの林地残材のほか、製材過程でも背板や樹皮のような利用されないものが出てきます。これらの未利用部分を余す所なく使うため、木質バイオマスとしての効率的な利用や、スギに含まれる有効成分の抽出及び用途の開発に取り組んでいます。また、木材を長く使うためには、使用環境に応じた劣化や腐朽、シロアリ等の虫害への対策が必要となりますので、木材の防腐・防蟻処理や塗装について研究を行っています。

【研究事例】天然物を用いた防蟻技術の開発、調湿性能を活かした内装木質化に関する研究、スギ由来成分の有効利用等

台湾におけるシロアリ摂食試験

台湾におけるシロアリ摂食試験 画像

スギ材の調湿性能試験

スギ材の調湿性能試験 画像

木材加工部

木材加工部では、県産スギの部材性能解明及び新たな構造部材の開発、並びに県産材の特性を活かした加工・利用技術の開発に取り組んでいます。また、県産スギの部材性能に関しては、スギ大径材の樹幹内の材質評価を行うことにより大径材の効率的利用について検討するとともに、製材された柱や梁桁の曲げ、引張り、せん断などの強度性能データの収集に取り組んでいます。さらに、県産スギを用いた新たな構造部材の開発に関しては、幅はぎラミナを用いたCLT(直行集成板)の各種設計基準値、とりわけ長期性能に係る基準値の明確化や、スギやヒノキのラミナと面材を組み合わせた新たな木質材料 Ply Core CLT の開発を行っています。

【研究事例】スギ大径丸太から製材した平角材及びディメンションランバーの強度特性の明確化、ラミナと面材を用いた新たな木質材料 Ply Core CLT の開発等

大径材から得られた平角材の曲げせん断試験

Ply Core CLTの寸法安定性試験

Ply Core CLTの寸法安定性試験 画像

構法開発部

構法開発部では、建築物や土木構造物の建築における県産スギ材の利用促進を図るため、設計や施工、完成、さらには維持管理まで含めた建築システムの技術開発に取り組んでいます。これまでに県産スギ材を使った建築構法の技術支援により、中・大規模木造建築物の建設や建物の内装木質化の普及を行ってきました。また、一般住宅の構法開発や性能評価の積極的な取組や、スギ材の特徴を活かした新たな接合部及び耐力壁の開発を行っています。

【研究事例】新宮崎県体育館建設への技術支援

  • 新宮崎県体育館サブアリーナ

外観

外観 画像

内観

内観 画像

 

  • トラス接続部の性能評価

接合部試験体

接合部試験体 画像

引張り試験

引張り試験 画像

5 木育支援

研究材料の端材を使ったマイ箸作りなどの木育支援を行っています。また、スギを使用した積木などを体験できるコーナーも併設しています。詳細は当センターのホームページをご覧ください。

木育支援 画像
木育支援 画像
 

このページの内容についてのお問い合わせ

〒880-8501 宮崎市橘通東2丁目10番1号
宮崎県環境森林部山村・木材振興課
電話:0985-26-7156
FAX:0985-28-1699

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