水辺環境調査

最終更新日:2017/03/21

宮崎県のよりよい自然環境を保全するため、次世代を担う子供たちへの環境教育の一環として、平成60年度から川に生息している水生生物を指標とした水質調査を実施してきました。
その後、平成17年度にNPO大淀川流域ネットワークと協働して、身近な川と触れ合いながら誰でも調査ができる本県独自の「五感を使った水辺環境指標による水辺調査(以下「水辺環境調査」という。)」を全国に先駆けて考案し、以後、県が主体となって市町村や関係団体等と連携しながら全県的にこの調査を普及しています。
詳しくは、最寄りの保健所などにお問い合わせください。

五感を使った水辺環境指標

五感を使った水辺環境指標は、自然の音や風景、水のにおい、水生生物の生息状況など、水辺に係る6項目で、水辺環境調査はこの6項目の指標についてそれぞれ4段階で判定するものです。

五感を使った水辺環境指標
指導者マニュアル
水辺環境調査を行うにあたり、調査前の準備や調査方法などを分かり易く解説したマニュアルです。
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指導者マニュアル指導者マニュアル
子ども用の調査記録のしおり
水辺環境調査の方法や調査結果を記録が記載できる子ども向けの冊子です。
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子ども用調査記録のしおり子ども用調査記録のしおり
水生生物
川の中に住んでいる魚類、カゲロウ・トビケラなどの水生昆虫類、サワガニの仲間、カワニナなどの貝類などをまとめて水生生物といいます。
この中のカゲロウ、トビケラ、サワガニなど、川底に生息している生物は水のきれいさの程度(水質)に応じて住み分けていますので、川底にどのような生物が生息しているかを調べることによって、その地点の水質を知ることができます。
ここでは代表的なカワゲラ、ヒゲナガカワトビケラ及びヒラタカゲロウを紹介します。
この他にも水生生物はたくさんの種類がいますので、宮崎県衛生環境研究所のホームページを閲覧ください。
カワゲラ(体調5~10m前後)
カワゲラ
きれいな水の指標生物である。カワゲラの、幼虫は、主に水の清澄な渓流のなかの石の下や沈葉のなかに生息する。一般に急流に直面した所よりも、比較的流れの緩やかな所に生息する。カワゲラの幼虫は一見してカゲロウの幼虫とよく似ている。尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のエラがある。足のツメは2本。日本産は約150種類。
ヒゲナガカワトビケラ(体調5~10m前後)
ヒゲナガカワトビケラ
きれいな水の指標生物である。体は細長いイモムシ状で、足は3対。腹の色は薄く、やや緑がかっている。頭と前の胸が固くなっているが他はやわらかい。肉食の種類が多く、上流の水温の低い、きれいなところにいる。幼虫は網や巣を作らずに石の上や間を歩く。
ヒラタカゲロウ(体調5~10m前後)
ヒラタカゲロウ
きれいな水の指標生物である。足のツメは1本で、尾は長く2本。目が上についており、体全体が平たくカレイのような形をしている。腹の両側に木の葉状の大きなエラがある。流れの速いところの石に体を密着させて生活している。
水生生物に関するリンク
宮崎県衛生環境研究所