木質バイオマス活用への取組

木質バイオマスとは、木に由来する再生可能な有機物資源のことで、伐採したまま山に残された丸太や枝葉、製材工場などから出る樹皮や端材などがあります。これら未利用の木質バイオマスは、燃やしても大気中のCO2に影響を与えないことから、石油などの化石燃料に代わる、地球環境に優しいエネルギー源として注目を集めています。木質バイオマスをエネルギーとして利用することで、地球温暖化の防止、林業の活性化、エネルギー自給率の向上などにつながるため、今後の利用拡大が期待されています。

1 木材産業における木屑焚きボイラー等の導入状況

年次 H17 H18 H19 H20 H21 H22
事業体数 15 16 18 20 22 24
木屑焚きボイラー 15 17 19 22 25 27
発電機 2 2 2 2 2 2
その他 1 1 1 1 1 2

2 木質ペレット製造工場

名称 所在地 稼働日 最大生産能力 主な供給先
株式会社フォレストエナジー門川 門川町 H20.8.4 14,170トン/年 火力発電所等
株式会社三共 小林市 H21.12.1 1,440トン/年 温浴施設、施設園芸農家
宮崎ウッドペレット株式会社 小林市 H23.3.4 25,000トン/年 火力発電所

(参考)木質ペレットの種類

ホワイトペレット
ホワイトペレット
混合ペレット
混合ペレット
バークペレット
バークペレット

3 スギ間伐材を活用した家畜粗飼料

スギ間伐材をチップ化し、加圧缶で蒸煮した後、牛が食べやすい柔らかさの繊維状にすり潰して製造したもので、低質の間伐材等の新たな用途として期待されています。

飼料 牛

4 木質バイオマスを利用した施設園芸ビニールハウス暖房への利用

原油価格の高騰に伴う暖房経費等の増加により、施設園芸農家の経営への影響が懸念されることから、農業用新エネルギーについて検討するため、平成18年8月に連絡協議会が設置され、その中で、木質ペレット加温機について実証試験等を含めた検討が行われています。さらに、平成22年度からは、この加温機による化石燃料から木質バイオマスへの燃料代替を利用して、J-VER制度に活用する取組をモデル的に実施しています。

サイロ
木質ペレット貯蔵サイロ
加湿器
木質ペレットを燃料とする加温機
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