エコへの気付き(3)
 料理編
 台所は、昔から始終エネルギーを使う空間でした。今は、昔と比べると製品も多くなりエネルギーもはるかに多く使っています。「省エネ空間」として台所を考えてみましょう。
電気炊飯ジャー 湯沸かし保温ポット
 炊飯は、保温せずにそのままにしておくか、冷やして冷蔵庫に入れ、食べるときに加熱する方が効率的でご飯もおいしく食べられます。  長時間使わないときはプラグを抜き、必要なときに再沸騰させましょう。
■環境に負担をかけない調理の工夫
コンロの炎は鍋底から
はみ出ないように
鍋で煮たりゆでたりする時は
フタを忘れずに。
 鍋底からはみ出した炎は、無駄 になっています。鍋底にちょうどかかるように、中火にしたり鍋の大きさを工夫したら効率的でスピードアップ。  熱を逃がさないで、効率的でスピードアップ、味もしみこみ美味しさアップ。
鍋やフライパンの底についた
水滴はふきとってから。
 水滴がついたまま火にかけるとその水滴を飛ばすために余計な熱量 がいります。


煮込みや茹で料理は、保温カバーや保温鍋の利用を
 保温調理鍋は、火を止めたあとは魔法瓶の構造の外鍋にいれるとあとは自然と煮えたりゆであがります。朝、調理して夕方はじっくり味が染みたスープやおでんができています。タオルケットなどで覆っても同じ効果 が出ます。
圧力鍋の利用
 圧力鍋は、中の蒸気を閉じこめて高温、高圧で調理をします。お米の沸騰時間は、5分でOK、玄米や豆料理も簡単にでき、仕上がりもとてもおいしいです。調理時間、エネルギー消費や経費も大幅にカット、エコクッキングにはなくてはならない一品です。
 待機電力編
電化製品の主電源をオフにしたり、
コンセントを抜く習慣をつけましょう!
 待機電力とはメモリーやリモコン受信のために消費されている電力です。家庭で使用される電力の約10%が待機電力といわれており、日本の待機電力の総量 を合わせると・・100万kW級の発電所4.7基分、一家庭の電気料金では、一年間で1万円程かかっています。このもったいなさに気付く必要があります。
携帯電話の充電アダプターを
コンセントからはずさないままにしていると?
 本当に必要な充電をしていますか?仮に3日に一度1時間半の充電を行い、普段はアダプターをコンセントからはずさなかったら、下図のような電力消費になります。
 携帯電話は夜間は切って朝の出掛けに充電するだけで充分です。
常時つけている
電気製品の電気量
 なにげなくいつも点けている電気製品の消費電力も大きいものがあります。例えば右図の製品の消費量 を合計すると100W以上となり、100Wの電球を点けっぱなしにしているのと同じ消費電力になります。本当にその電力が必要か今一度見直してみませんか
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