エコへの気付き(1)
 温室効果ガスを増やしているのは私たち人間です。私たち一人ひとりがエネルギーを無駄に消費せず、温室効果ガスを少なくしていく工夫が必要です。それには、エネルギー使用の無頓着さに気付いていくことが必要です。
 最も暮らしの中で大きなエネルギーと
なっている電気の使われ方をみてみましょう。
 電気編
■家庭でいちばん電気を消費するものは?
 家庭の電気製品がどれくらい電力を使うか知っていますか?家庭の電力消費は、エアコン、冷蔵庫、照明器具等に多く使われています。電気製品の消費電力がどれくらいかかるかを知り、それぞれの機器の消費電力を抑える工夫が大切です。
■電気を生み出すためのエネルギーについて
 電気を生み出すためには、大変なエネルギーがかかっています


 我が国の家庭の一日当たりの平均電力消費は、12.3kWh(平成14年度)になります。
 CO2で3.8kg毎日出していることになり4日分で杉の木一本が1年間に吸収できる量(14kg)を超えます。温暖化を防ぐためにも電気製品の無駄なエネルギー消費を省き、賢い使い方を考えましょう。
エアコン編
家庭での電力消費の王様、エアコン、設定温度は冷房温度は28℃、暖房温度は20℃を目安にしましょう。全国の家庭で1℃上げ下げするだけで、杉の木1億5千万本以上が吸収するCO2の削減になります。
カーテンやすだれ、
よしずの利用を
 部屋を効率よく冷やしたり暖かくしたりするためには、窓から出入りする熱を上手に防ぐことが大切です。夏にスダレ、よしずを使うと室内に入る太陽熱をさえぎり、冬には厚手のカーテンにすると室内の熱を逃がしません。
エアコンの室外機は、
日除けをしたり
木陰におく工夫を
 エアコンは室外機で冷やしています。風通しのよいところに設置し、冷房時には直射日光が当たらないようにすると冷房効果がアップします。
扇風機を上手に利用しましょう
 夜、寝る時の暑さは外気温と扇風機の活用でしのげる場合もあります。
エアコンに頼りすぎない
スタイルを
 人間は、恒温動物で外気温に対しての体温調節機能を持っています。この調節機能を働かせることは、体を健康に保つ方法のひとつと言われています。暑かったら服を脱いだり、寒かったら着込んだりエアコンに頼りすぎない健康な体づくりを考えてみましょう。
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