宮崎大学ビームダウン式太陽集光装置
宮崎大学内にある太陽集光装置。平成25年9月に県次世代エネルギーパークの施設に認定されました。
○概要
宮崎大学は新潟大学との間で共同研究契約を結び、宮崎県の支援により、三鷹光器株式会社が開発したビームダウン式太陽集光装置を木花キャンパスに設置しました。敷地の広さは東西60m、南北60m、中央タワーの高さは16mで、88基のヘリオスタットが太陽を追尾し、1基あたり10枚の凹面反射鏡を動かし、880枚の凹面反射鏡からの太陽光を1つのスポットに集めます。
ビームダウン式は、ヘリオスタットにより反射された太陽光を中央タワー上部の楕円鏡で再び反射し、下に向かって太陽光を集める方式です。宮崎大学に設置された装置は、ビームダウン式としては国内最大級で、世界最高レベルの集光度を誇ります。
この装置で高密度に集光された太陽光を熱に転換することで高温が得られることから、太陽枦で太陽電池の原料となる金属シリコンを製造する研究や、太陽熱による水素製造に関する新潟大学との共同研究などが計画されています。
○見学について
・見学時間
約20分~1時間(質問時間によって異なる)
・見学人数
最大100名(それ以上の場合、要相談)
・宮崎市内中心部からの移動時間
車で約30分
・備考
駐車場は大学構内 入試等により時期によっては受入不可
○見学希望の際のお問い合わせ先
県環境情報センター
電話:0985-23-0322
FAX:0985-26-4720