宮崎の環境を生かした農商工連携ビジネスシンポジウム 宮崎の商工業は、農産物の生産、観光収入といった形で「豊かな自然環境」を利用してきました。しかしながら、その「豊かな環境」をアピールするための手段について、未だ手探りの状態であるともいえます。また宮崎は「豊かな自然」を有する一方、過疎化が進む現状を踏まえ「負の環境」ともいえる廃棄物処理などについても考察すべき時期にきています。
今回のシンポジウムでは、宮崎、日本、世界で活躍するパネリストを招き、宮崎の環境を利用した農商工連携によるビジネス創出について考える機会を提供したいと思います。
1 日時 平成26年3月1日(土曜日) 14時30分~17時00分
2 場所 都城ロイヤルホテル
(都城市北原町1106-48)
3 参加費 無料
4 定員 50名(事前申込)
5 プログラム 特別講演 14時30分~16時05分 (1)宮崎における資源循環型ビジネスの潜在性と海外展開の可能性
菊原淳也(株式会社エックス都市研究所):環境関連のコンサルタントとして内外の官民案件に多数関与し、近年はアジア各国を始めとする海外における廃棄物・
リサイクル、排水等分野の
環境ビジネスの事業化や技術協力プロジェクトにも従事。本シンポジウムでは宮崎が有する環境、とりわけ資源循環分野のビジネス創出の潜在性や海外市場への事業展開の可能性について提案を行う。
(2)宮崎の自然を生かした観光戦略・商工連携について
島中星輝(BRING株式会社):日南・串間地区を中心として、豊かな自然環境をベースとした観光誘致・移住推進活動地域づくり活動を行う。また県南地区における若手ビジネスパーソンの人材育成講座「振徳塾」の塾頭として、宮崎の「豊かな自然」というリソースを、どのようにして地域の農商工活性化につながるか議論と実践活動を重ねている。
(3)九州の太陽光発電ビジネスの展開と展望
藤井学(九州経済調査協会):九州の太陽光発電産業の産業分析を実施。また、同協会が事務局を担当する「九州ソーラーネットワーク(SONEQ)」の事務局スタッフとして、ビジネスマッチングや新製品/サービス開発の支援を通して、産業の裾野拡大を目指している。メガソーラーを中心とした市場拡大に対する、九州の中小企業の参入可能性についても研究を行っている。
パネルディスカッション 16時20分~17時00分 「宮崎における環境ビジネスと農商工」 司会:吉井千周(国立都城工業高等専門学校)
懇親会(会費4,000円) 17時30分~20時00分
※2月21日(金)参加締切
6 主催 国立大学法人宮崎大学産学・地域連携センター
7 後援 国立都城工業高等専門学校、まなび長屋
8 協力 公益財団法人宮崎県産業振興機構
9 問い合わせ・懇親会申込先 宮崎大学産学・連携センター知的財産部門
E-mail:iagc@of.miyazaki-u.ac.jp
電話:0985-58-7946
FAX:0985-58-7793