都城盆地硝酸性窒素削減対策実行計画

都城盆地硝酸性窒素削減対策実行計画

 都城盆地硝酸性窒素削減対策協議会では、都城盆地内の硝酸性窒素削減対策について、平成23年度から平成27年度まで「都城盆地硝酸性窒素削減対策実行計画第2ステップ」により取り組んできたところですが、この度、実行計画第2ステップの評価を行うとともに、必要な追加的対策等を盛り込んだ「実行計画第最終ステップ」を策定しました。

硝酸性窒素について

 硝酸性窒素は自然界に広く存在し、例えば植物は、硝酸性窒素などを根から吸収し成長します。
 しかし、飲み水などに硝酸性窒素が多く含まれていると、血液中の酸素運搬能力が妨げられて酸素の供給が不十分となり、チアノーゼ症状を呈するメトヘモグロビン血症となることが知られています。
 主に乳児がメトヘモグロビン血症になりやすいと言われており、欧米では死亡例も報告されています。

計画策定の目的

 都城盆地では、良質で豊富な地下水を有しており、地域住民にとっては水道水源など大変貴重な財産となっていますが、その一方で、浅層地下水においては、硝酸性窒素等濃度の高い井戸が顕在化しています。
 このため、地下水の水質保全を目的として、宮崎県、鹿児島県、都城盆地内の当時の1市8町で平成16年度に「都城盆地硝酸性窒素削減対策基本計画」を策定し、対策の実行と進行管理を行うための組織として「都城盆地硝酸性窒素削減対策協議会」を設立しました。
 同協議会では、基本計画に示された対策を具体的に実施するための「実行計画」を策定し、平成17年度から地下水の硝酸性窒素削減対策を総合的に推進しています。
 平成27年度末でこの実行計画の第2ステップが終了したことから、同協議会において、実行計画(最終ステップ)を策定しました。

取り組みの概要

  1. 協議会の構成
    宮崎県、鹿児島県、盆地内2市2町(都城市、三股町、高原町、鹿児島県曽於市)、関係団体、事業者及び住民
  2. 計画の期間
    (1)基本計画(平成16~32年度)
    (2)実行計画 第1ステップ(平成17~22年度)
    第2ステップ(平成23~27年度)
    最終ステップ(平成28~32年度)[平成28年7月策定]
  3. 計画の対象地域
    都城盆地内の2市2町
    (都城市、三股町、高原町、鹿児島県曽於市(旧財部町、旧末吉町))
  4. 硝酸性窒素削減対策
    (1)家畜排せつ物対策
    家畜排せつ物の適正処理の推進、資源循環型畜産の推進、畜産経営者に対する啓発
    (2)施肥対策
    環境保全型農業の推進、農業経営者に対する啓発
    (3)生活排水対策
    生活排水処理施設整備の推進、住民に対する啓発施肥対策
    (4)地下水水質モニタリング

参考

このページの内容についてのお問い合わせ
〒880-8501
宮崎市橘通東2丁目10番1号
宮崎県環境森林部環境管理課
電話:0985-26-7085
FAX:0985-38-6210

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